(mixiの日記から引越の記事です)
表題の通り、今更だよね。確か仕事でWebの広告を始めたのが2000年くらい。あの当時から考えると、光が自宅にあるわ、PCのモニタが19インチになるわ、メモリが2GBあるわと環境が大きく変わって、完全にネットを使うためのインフラが整って来たわけで。
その昔ホームページ開設なんて、みんながやってたけど、更新の手間が結構かかって、私は断念。あのころはMLで全国のオフロードバイク仲間と連絡とって、アタックツーリング行ったり、イベントをやっていた。そして時代が代わると、今度はblogが主流に。
blogは、従来のHPより簡単な(こなれた)インターフェースのおかげで、誰でも(面倒くさがりでも)更新が楽な所が受けて、私でも何とか扱えた。実際は仕事が忙しくって、最近更新してないのですが、元々備忘録的に考えていたので、それを考えるとまあ、SNSでも何でも構わないか。
本当は、コミュニティのモデルって、ちょっとクローズな環境で、本来のネットが持つオープンな環境とは違うような気がするのだけど、現にコミュニティが盛り上がって、mixiなんて言う巨大なメディアが出来上がったのは事実。会社の早朝レクチャーで笠原社長の話を聞いたときは、正直マユツバに感じていたし、これが日本で大きな広告ビジネスになるなんて思ってなかった。本音で言えば、mixiみたいなCGMが広告メディアになるって良い事で、昔だったらユーザーが勝手な事を書き込んでいるメディアに日本の企業が広告出すなんてありえなくて、それを認めさせるようになったのは、素晴らしいと言うか(広告屋として)羨ましいと思った。
このmixiがメディアとして確率される基礎となったのは、価格コムと思っていて、最初はメーカーも実売価格情報とか、ユーザーのクチコミが書かれている価格コムをウザったい存在として扱っていたものが、世の中の流れ的に無視できなくなって、広告メディアとして認めたところから、mixiというか、CGMが広告メディアになることが予見されていたのではと思う。